「ニキビを治すためにお金をかけてきたけど治らない…」
「ニキビに低用量ピルを使ってみたいけどホントに良くなるのか心配…」
「そもそも低用量ピルの副作用がコワイし…」
もしかしたら、あなたも「ニキビに低用量ピルが効く?」なんて聞いたことがあるかもしれません。
もちろん、私もそんな話は聞いたことあるし、実際に効果もあると思っています…でも、ちょっと待ってください!
「低用量ピルはどんな人のための薬でしたっけ?」
これを考えてみると、効果があるヒト、ないヒトがが出てくるはずです。それを知らないで、むやみに低用量ピルを使っても、効果がないばかりか悪化する可能性もあるし…
「副作用がコワイでしょ…」(汗)
ピルは薬ですからね。もちろん、副作用はあります。なので、今回は、
「低用量ピルってそもそもどんな薬?」
「低用量ピルのコワイ副作用って?」
「私だったらニキビを治すのに使うのか?」
こんなお話をしたいと思います。
ピルってそもそもどんな薬?
そもそもピルというのは、ピルに含まれているホルモンによって、カラダを妊娠したような状態にして、排卵をしないようにする避妊薬です。
その他にも、生理痛が軽くなったり、出血量が減ったりといった効果もあります。
一般的には低用量ピルと呼ばれているものが使われていて、全世界で1億人以上が使っていると言われています。日本でも推定で100万人ですって。
それだけ、今ではメジャーな薬なんですね…
「でも、ニキビに関してはどうでしょうか?」
ピルを飲むための理由って、1割ぐらいが「ニキビを治すため」という結果があります。
もちろん、あなたのニキビの原因が、ホルモンバランスであれば効果はありそうですよね。でも、この原因をしっかり把握していますか?
「単純にピルはニキビに効きそうだから…」
こんな理由で飲みはじめてイイんでしょうかね(汗)
もし、そのおでこのニキビは食べ物が原因だったら…
もし、その背中ニキビはシャンプーのすすぎ残しが原因だったら…
これじゃあ、いくらピルを飲んでも効果があるどころか、悪化する可能性が高いですし副作用のほうが心配ですよね。
「低用量ピルに副作用?」
そうです…低用量ピルも薬ですから、副作用はあります。しかも、深刻な副作用が…(汗)
低用量ピルのコワイ副作用って?
- めまい
- 吐き気
- 頭痛
- 不正出血
- 乳房の張り
こんな「マイナートラブル」と呼ばれる副作用が出たりするそうです。
一昔前であれば、血栓症や心筋梗塞などのコワイ副作用がありましたが、低用量ピルであれば、かなり減少したそうですし、乳がんになるリスクも同じように減ったというのが一般的です。
「ただ、じつはこういう結果報告もあるのを知っていますか?」
2008年から2013年の上半期の間に、血管を塞いでしまう血栓の重症例が…
「なんと361件が副作用として報告されています!しかも、死亡例が11件も!」
低用量ピルは血栓のリスクを3倍から5倍にも引き上げてしまう…この数を少ないと思うのか、多いと思うのかはあなた次第ですけどね(汗)
あとですね、低用量ピルを飲むには、医師の処方箋が必要なので大丈夫だとは思いますけど、もし、あなたがたばこを吸っていたり、高血圧や糖尿病、授乳中や妊娠中であれば、必ず担当医に伝えてくださいね。
場合によっては、副作用のリスクが高まって、低用量ピルを飲むことができないかもしれません。
まぁ、ここまでいけば、私がニキビを治すために使うのかどうか…もうわかりますよね(笑)
私だったらニキビを治すのに低用量ピルを使うのか?
「ハイ、使いません…」(苦笑)
もしですよ、私のニキビの原因がホルモンバランスで、何をやっても治らない!ってことであれば、医師と相談して使うこともあるかもしれません。
でも、低用量ピルだったら副作用のリスクが低いとは言え、
「死亡例がある…」(汗)
これは見逃せませんよね…私はニキビがあるからって、死んでしまうほどのリスクは取れません(苦笑)
大げさかもしれませんけど、全く「ない」んじゃなくて、可能性として「ある」んだったら話は別ですよね…
「だから、私はニキビに低用量ピルは使いません!」
でも、これじゃあ解決策にはならないので、毎日できることから、何かはじめたほうがイイと思いますよ。
何かと毎日忙しいでしょうから、食生活を変えてと言われても、いきなりは難しいですよね。
「でも、洗顔だったらどうですか?」
必ず毎日しますよね。もしかしたら、あなたは間違った方法で洗顔しちゃってるかもしれませんよ(汗)間違った洗顔を続けているとどうなるか…?続きの記事は下記からどうぞ。