おでこやアゴ、鼻のまわりやファイスラインなど、あらゆるところに突如としてあらわれるニキビ。
忙しい現代では、男性女性問わず、また年齢も10代から50代まで、多くの方がニキビに悩まされています。
ニキビができると、「あ、最近の暴飲暴食が原因かな?」とか「ストレスが溜まって甘いものを食べすぎたかな?」など思い当たることがあると思います。
ここですぐに適切な処置ができれば良いのですが、忙しいとついつい「まあ、ほっといたら治るだろう」と放置してしまうことはありませんか?
実はこの「ほったらかし」が後に大変深刻な事態を招いてしまう可能性があるのです!
今回は、ニキビが悪化した状態とはどんな状態なのかを詳しく解説するとともに、その対処法や普段の生活で気をつけることなどをお伝えしたいと思います!
ニキビが悪化すると?
ニキビは通常、「白」→「黒」→「赤」→「黄」→「紫」と色を変えながら進行していきます。
最初はプチっとした白ニキビが発生します。いきなり赤ニキビや黄ニキビが出現することはありません。
白ニキビを放置すると、ふさがった毛穴に角栓などが詰まり、徐々に黒ニキビへと変化していきます。
黒ニキビも放置すると、今度は細菌などが溜まって毛穴の中で炎症を起こし、ニキビ周辺が赤くなってきます。
赤ニキビの炎症が深刻化すると、膿をともない痛みも感じるような黄ニキビに進化していきます。
この状態になると、ニキビの原因菌である「アクネ菌」だけでなく「黄色ブドウ球菌」も毛穴の中で増殖している状態となります。
さらに黄ニキビが悪化すると、膿とともに血も溜まってしまい赤黒く見える紫ニキビに進化していきます。
ニキビを触ると固いしこりのようになっていて、この紫ニキビがニキビの最終段階であると考えられています。
この場合が自己治療では手に負えませんので医療機関を頼ることになります。
黄ニキビまで悪化してしまった場合は?
上記のように、ニキビは段階的に悪化していくのですが、最終段階の一歩手前である黄ニキビは肌の真皮層までダメージが広がっている可能性が高く、ニキビ跡が残ってしまう危険性が高いです。
忙しいからとニキビを放置してしまうと、黄ニキビや紫ニキビまで悪化してしまい、取り返しのつかない状態になる可能性がありますので、早めの処置が大切です。
また、黄ニキビは黄色い膿を伴うため、見た目も気持ち悪くついつい触ってしまいますが、そうすると指に菌が付着し、何もないキレイな皮膚までばい菌が広がってしまうので、なるべく触らないようにしましょう。
もちろん黄ニキビを自分でつぶすなんて絶対にしてはいけません。クレーターのような目立つニキビ跡になること必至です。
クレータータイプのニキビ跡は自力で治すのはかなり難しく、美容医療のお世話になる可能性が高いのですが、むき卵のようなツルンとした肌は取り戻せないかも知れませんので、とにかく早めに適切な処置をしましょう。
【知らないと危険】黄ニキビまで症状が悪化してしまうと…?まとめ
突然プチっとニキビができたら、まずは日頃の生活習慣、とくに食生活を見直しつつ、洗顔や化粧水をニキビ用にかえたり、市販のニキビ治療薬などを塗って様子を見ましょう。
早めに処置すれば大事になることはほどんどないハズです。
黄ニキビや紫ニキビにまで悪化する前、出来れば黒ニキビや赤ニキビまでで進行をストップさせればニキビ跡が残る危険も少なくなります。
自己処理が不安な方は早めに皮膚科に行って、ニキビ薬を処方してもらったほうがいいかもしれませんね。
とにかく、ニキビは洗顔の間違いが大きな原因ともいえるので、もし、ニキビが黄ニキビまで悪化するようなら間違った洗顔方法をしている可能性大です…
これぐらい「キメの細かいふわっふわっの泡」で洗顔していれば…
私の友人のようにニキビが良くなりますよ!
ただ、私は「これ!」って決めている洗顔料がある人は続きを見ないでくださいw