デリケートゾーンに吹き出物が!?これってニキビ?毛嚢炎?

デリケートゾーンのニキビ

 

 

恥ずかしくて聞きにくいんですけど、デリケートゾーンに吹き出物ができたこと、ないですか?見た目はニキビとよく似てるんですよ。

 

「でもこんなところにニキビってできるのかな??」

 

気がついたら治ってることが多いんですけど、たまにひどくなって痛みを感じることも…あの吹き出物の正体ってなんなのでしょう?放っておいても構わないんでしょうか?

 

 

 

 

デリケートゾーンの吹き出物の正体って?

デリケートゾーンの吹き出物

 

デリケートゾーンにできる吹き出物は見た目はニキビとよく似ているんですが、実は「ニキビとは違うもの」の可能性が!?その吹き出物の正体は、

 

「毛嚢炎(もうのうえん)」

 

かもしれません。毛包炎(もうほうえん)とも呼ばれています。なんだか強そうな名前ですけど、「毛嚢炎」とはどういったものなんでしょう。

 

 

毛嚢炎ってそもそもなに?

毛嚢炎の「毛嚢(もうのう)」とは毛穴の中にある組織の名前。毛根を包み込み保護しています。

「毛嚢炎」とは、この毛嚢が細菌感染を起こしている皮膚の病気。毛嚢炎には「膿を持たない小さな赤いブツブツ」と「膿を持ったブツブツ」があり、痛みやかゆみのないものもあれば痛みを伴うものもあるんです。

「毛穴の中で発生する」というところも「見た目も症状」も本当にニキビとそっくりですね。

 

 

 

 

デリケートゾーンは毛嚢炎ができやすい場所??

de253ac0d3cabf344344ff3f9e2bfa49_s

 

毛嚢炎ができてしまうのはブドウ球菌や緑膿菌といった菌による感染が原因。

 

菌は湿度が高い場所で繁殖しやすいという特徴がありますよね。そして免疫が落ちている時や、肌が荒れている時、お肌が傷ついている時に菌に感染しやすいと言われています。

 

実は毛嚢炎がデリケートゾーンにできてしまうのは、デリケートゾーンには「毛嚢炎のできやすい状況」が整ってしまっているからなんですよ。

 

しかも!

 

男性よりも女性の方がデリケートゾーンにできやすいんです。

 

 

デリケートゾーンは角質層がとても薄いためとても刺激に弱い部分。もともと刺激に弱い上に、下着で締め付けられていたり下着が擦れたりすることが原因で、常に軽い炎症を起こしているような場所なんです。

 

そして、下着で覆われている部分は常に湿度が高いため雑菌が繁殖しやすい環境。この「雑菌が繁殖しやすく」&「お肌が荒れている状態」ではいつ菌に感染してもおかしくありませんよね。

 

しかも、女性はカミソリや毛抜きなどでアンダーヘアの自己処理をしてお肌に小さな傷を作ってしまったり、生理中のナプキンの使用でお肌が荒れてしまったり…

 

男性よりもデリケートゾーンのお肌は荒れていて毛嚢炎が出来やすい状態になっているんです。

 

じゃあ、毛嚢炎をできないようにするにはどうすればいいの?ってことですよね。

 

 

 

 

毛嚢炎ができないようにするには?

毛嚢炎予防

 

軽い症状のものだと放っておけばいつの間にか治っている毛嚢炎ですが、できればできないようにしたい…

 

毛嚢炎を予防するためには、まず雑菌が繁殖しやすい環境をなくす必要がありますよね。

 

通気性の良い下着を着用したり、汗をかきやすい季節にはこまめにシャワーを浴びるなどして湿度を上げないようにすることが大切。

 

お肌に炎症も毛嚢炎の大きな原因ですから、身に付ける下着を「お肌に優しい素材」に変えたり締め付けの強くないものにするなど、工夫したいですね。

 

また、カミソリや毛抜きなどを使った毛の自己処理は、お肌に傷を付けてしまうので、注意してください。

 

 

もちろん!

 

洗いすぎにも注意!

 

 

顔を洗うときにボディタオルでゴシゴシ洗う人はいませんよね?

 

なのにデリケートゾーンをボディタオルでゴシゴシこすって洗う人は多いんです。ボディタオルでゴシゴシ洗うとお肌に細かいキズがつき、お肌は乾燥して刺激に弱くなってしまいます。

 

そして、細かい傷によって菌に感染するリスクが高まってしまうんですよ。なので、デリケートゾーンも基本的には顔と一緒で「しっかりと泡立てた泡」と「手」で洗ってあげるのが毛嚢炎の予防になるんです。

 

免疫力の低下も毛嚢炎になってしまうひとつの原因となりますので、睡眠を十分にとったり、ストレスを溜めないようにすることも大切ですね。

 

毛嚢炎が長引いてなかなか治らなかったり、強い痛みを感じたりした場合は迷わず病院へ行ってくださいね。

 

自己判断で塗り薬などで対応すると毛嚢炎を悪化させてしまう可能性もありますし、そもそも毛嚢炎ではない場合もあるかもしれません。

 

 

 

関連記事

Sponsored Link

サイト内で最もアクセスがある記事

コメントは受け付けていません。