口の周りにできる吹き出物って、ホントしつこいですよね~。
「まだ居座る気?」
っていう感じで全然治らないんです。
口の周りにできる吹き出物がなかなか治らないのは「思春期のニキビ」とは「原因が根本的に違う」から。
口の周りの吹き出物が治りにくい3つの原因を知って、口の周りに居座り続ける吹き出物をさっさと追い出しちゃいましょう!
「思春期ニキビ」と「口周りの吹き出物」の違いって?
若い頃にできるニキビの原因は「成長期の皮脂の過剰分泌」で、成長期にたくさん分泌されるホルモンが皮脂腺を刺激することが原因なんですね。
だからニキビは皮脂腺の多い「おでこや鼻」にできやすいんですね。
それに対し「口の周りにできる吹き出物」は、20歳を過ぎるとできやすくなると言われているんです。
この吹き出物は「大人ニキビ」と呼ばれていて「思春期のニキビ」とは原因が違うんですよ。
実はこの「原因の違い」が大人ニキビの治りを遅くさせてしまっているんです。
大人ニキビがなかなか治らない理由って?
思春期ニキビの原因は「皮脂の過剰分泌」だから「お肌を清潔に保つこと」で治ることがほとんどなんです。
でも大人ニキビは治りにくいんですよね。というのも大人ニキビは、
- 乾燥
- ターンオーバーの乱れ
- ホルモンバランスの乱れ
という主に3つの原因が組み合わさっているから。
乾燥
「口周り」って毛穴が少ないんです。毛穴が少ないってことは、お肌を乾燥から守ってくれる皮脂の分泌量も少ないんです。だから口周りは乾燥しやすいんですね。
思春期ニキビと違い大人のニキビの原因は、お肌の「乾燥」。
年齢とともに皮脂の分泌量も減っていくため、お肌はどんどん乾燥しやすくなっていきます。水分を失った角質は固くなるんです。そうすると毛穴も固く狭くなることに…
「固く狭くなった毛穴」には、ほんの少量の皮脂でも詰まってしまうためニキビができやすくなってしまうんです。
大人のニキビは「乾燥」が原因だから、毛穴の少ない口周りにニキビができてしまうんですね。逆に「皮脂の過剰分泌」が原因の思春期ニキビは口周りにはできにくいんです。
「乾燥」を改善しないと大人のニキビは治りません。
でもニキビができると、思春期ニキビと同じように「皮脂を取り除くケア」ばかりしがちですよね。
つまり、口周りのニキビがなかなか治らないのは「乾燥に着目したケア」をしないことが原因の一つなんです。
ターンオーバーの乱れ
年齢と共にお肌の新陳代謝が遅くなってしまいます。そうすると剥がれ落ちなかった角質が積み重なって、どんどん分厚くなることに…
分厚くなった角質が毛穴をふさいでしまうため、ニキビができやすくなってしまうんです。しかも、新陳代謝が悪いためニキビの治りも遅いんですね。
清潔に保てば治る思春期ニキビとは違い「新陳代謝の乱れを整えるケア」をしない限り大人のニキビは治りません。
特に、口周りは外部からの刺激を多く受ける場所で口周りの皮膚は薄いから、普通に触っているだけでも、お肌には刺激となって角質を分厚くさせてしまい新陳代謝を遅らせる原因となってしまうんですよ。
これも口周りのニキビを治りにくくする原因のひとつですね。
ホルモンバランスの乱れ
社会に出て受けるストレスは、学生時代には考えられないくらい重くて苦しいものですよね。
強いストレスを受けると「男性ホルモン」が増え、皮脂腺を刺激してしまうんです。
男性ホルモンは女性の体の中でも作られていて、男性のヒゲが生えている場所で活発に活動します。つまり口周りですね。
男性ホルモンが口周りの皮脂腺を刺激し、皮脂が過剰に分泌されることでニキビができやすくなってしまうんですね。
社会に出ている以上、簡単にストレスは無くなってはくれません。ですから口周りのニキビはなかなか治らないんです。
口の周りの吹き出物がなかなか治らない!?【まとめ】
大人になってからできる「口周りの吹き出物」の原因は、とっても複雑なんです。思春期ニキビのように「清潔にしていれば治る」「成長期が終わればおさまる」とはいきません。
大人ニキビがなかなか治らない原因を踏まえて、原因を一つ一つ取り除いていくことが大切なんですね。
なので、まずは…
「毎日の洗顔から見直してみましょう!」
お肌がガサガサで砂漠のようになってしまうのは、洗顔が間違っている可能性大ですからね…(汗)
しかも、悪いことに間違っている洗顔なのに気づいてない方が多いんです…そんな間違った方法で洗顔を毎日続けていると…