「あなたのお肌はテトリス状態?」(苦笑)
ニキビができる原因って、ストレスだったり睡眠不足だったり、いろいろ聞いたことがあると思います。確かにそれもそうなんだけど…
「でも、そもそもどうやってニキビになってしまうのか…?」
一般的には、貯留角化とか皮脂の過剰分泌とか、普段使わないような単語が出てきますよね(汗)
しっかり理解してほしいので、なるべく簡単な単語を使って説明しようと思います。なので、今回は、
「ニキビができるメカニズム?」
「そもそもニキビの原因って?」
「テトリス状態ってどういうこと?」(苦笑)
こんなことについてお話ししていきたいと思います。
ニキビになるのはテトリス状態だから?
まず、皮膚のターンオーバーって聞いたことありますよね。ほら、長い時間をかけて、古い細胞から新しい細胞へと入れ変わる、って話です。
このターンオーバーがうまく働いていると、健康でみずみずしいお肌でいられるんですね。うらやましい状態ですね(笑)
で、この新しい細胞が生まれることによって、古い細胞はアカとなって皮膚から剥がれ落ちるのですが、この流れを「角化」とも呼んでいます。
ニキビができるということは、この角化に問題が起きるということ…
そもそも、この角化に問題が起きる原因は、もともとお肌が弱かったり、刺激の強い洗顔料を使っていたり、さらには、紫外線を浴びすぎたりとか、いろいろな原因が考えられます。
で、この角化に問題が起きてしまうと…
「テトリス状態」←私が名付けた(笑)
これになってしまいます(汗)テトリスは知ってますよね。ブロックを高く積み上げないようにうまく組み合わせて崩していくパズルゲームですね。
で、赤色でしたっけ?あの4マスの直線を覚えてます?あの直線の棒が横向きになって落ちてくる状態が、健康でキレイなお肌を作り上げる状態だとします。
積み上がっていってもキレイに並んで、お肌がなめらかな感じです。
逆に、直線の棒だったりL字型だったり、黄色い四角だったり、いろんな形で落ちてくる状態がテトリス状態…
つまり、ニキビができやすい状態ということです(苦笑)
というのも、いろんな形が落ちてくる状態だとブロックがあっと言う間に積み上がってしまいますよね?
これと同じことがお肌にも起こっていて、整っていない形の細胞が積み上がると、お肌の層が分厚くなってしまうんですね。
そうすると、その分厚くなった層が毛穴を狭くして、毛穴から出るはずだった皮脂を閉じ込めてしまいます。
「これで、ニキビの出来上がり!」
ではないんですね…
この状態ではまだニキビはできません。じつは、このあとに起こる「あること」でニキビができてしまいます…
ニキビができてしまう、あるキッカケとは…?
さっきも言いましたけど、ニキビができる原因は、もちろん、毛穴に皮脂が詰まってしまうのもそうなんですけど、じつは、あることが、その詰まっている皮脂に対して悪さをします…それが、
「酸化」
これが原因でニキビはできてしまうんです。
「酸化???リンゴが茶色くなるヤツ?」
そうです。その通り!理科得意ですね(笑)
酸化って、簡単に言うと劣化するということで、サビと同じなんですね。もうちょっと詳しく教えてよ!って場合は、下記の記事が参考になるので見てくださいね。
ということは、毛穴から外に出るはずだった皮脂が毛穴に閉じ込められると、その中でサビてしまうということ…
で、錆びた脂は、周りの細胞を傷つけ炎症しはじめます…
「傷つけて炎症?」
そうです。これでとうとう…
「ニキビの出来上がり!」
これがニキビのできるメカニズムです。
「じゃあ、酸化しなければ、ニキビはできないんじゃないの?」
ってことですけど、空気に触れたり紫外線の影響で酸化しちゃうから、
「酸化を避けるのは、ほぼムリ…」(汗)
ってことは、お肌のターンオーバーがしっかり機能しないことには、常にニキビができやすい状態ということです。
ちなみに、お肌のターンオーバーをちゃんと働かせるためには?
- 質の良い睡眠をとる
- バランスの良い食事を心がける
- タバコ、お酒は控える
特に、食べ物で言えば、ビタミンCの多い食事を心がけて、カラダから水分を奪ってしまうアルコールは、なるべく取らないほうがイイですね。
結局は、
「バランスのとれた食事をして、きちんと睡眠を取っていれば問題ないですよ!」
って話になってしまうんですけど、やっぱり、忙しいとそうはいかないですよね(汗)
なので、ターンオーバーをちゃんと正常に戻すためにも、続きの記事を参考にしてみてくださいね。ニキビ跡についての話ですけど、「ここがかなり大事」だったりするので。