ニキビに効く食べ物の中からビタミン類の一覧を紹介したいと思います。特に、ビタミンは皮膚の生成を助けたり、肌の酸化を守ったりしてくれる働きがあるので、積極的に摂取するように心がけるとニキビ改善にも効果がありますね。
とは言っても、偏ってビタミン類の食べ物だけを摂取しすぎることはあまり良くないので、気を付けてくださいね。「バランス良くが大事」ですね。
この記事の目次
- 1 ビタミンAが豊富に含まれている食べ物って?
- 2 ビタミンAを多く含んでいる食べ物一覧
- 3 ビタミンAを大量に摂取すると…
- 4 ビタミンB2が豊富に含まれる食べ物って?
- 5 ビタミンB2を多く含んでいる食べ物一覧
- 6 保存方法や調理方法に気を付ける?
- 7 ビタミンB6が豊富に含まれる食べ物って?
- 8 ビタミンB6を多く含んでいる食べ物一覧
- 9 ビタミンB6が不足すると…
- 10 ビタミンCが豊富に含まれる食べ物って?
- 11 ビタミンCを多く含んでいる食べ物一覧
- 12 ストレスによるビタミンCの大量消費
- 13 喫煙によるビタミンCの大量消費
- 14 ビタミンCが不足すると…どんな症状が?
- 15 ビタミンEが豊富に含まれる食べ物って?
- 16 ビタミンEを多く含んでいる食べ物一覧
- 17 ビタミンEを摂る際に忘れちゃいけないこと…?
- 18 ミネラルが豊富に含まれている食べ物って?
- 19 ミネラルを多く含んでいる食べ物一覧
- 20 ミネラルのニキビやお肌への効果は…?
- 21 この記事を読んだ方必見!
ビタミンAが豊富に含まれている食べ物って?
「そもそもなんでビタミンAがニキビに効くの?」
ってことですが、ビタミンAの働きには、皮膚や粘膜の乾燥を健康な状態に保つ働きがあるんですね。ですから、ニキビが発生したことでダメージを受けた皮膚を修復してくれる大事なビタミン。
ビタミンAが不足したりすると、新陳代謝が悪くなってお肌が乾燥しやすくなって、それが原因でニキビにもつながるので毎日の食事で積極的に取り入れたいビタミンですね。
ビタミンAが足りないと、どんな症状が出るのかというと…皮膚がカサカサしてきて肌が乾燥状態になり、結果としてニキビの原因につながります。
というのもですね、ビタミンAが不足すると、肌の新陳代謝が悪くなり角化不全を起こします。ちなみに、角化不全って、皮膚の表面にあたる角質が、うまくはがれ落ちないで角質がどんどん厚くなることをいいます。
で、皮膚は本来もっている柔軟さを失い、潤いがなくなるためにカサカサした状態になってしまいます。硬くなってしまったお肌には、ニキビの原因となる皮脂が毛穴に閉じこめられることで…
「白ニキビや赤ニキビを発症してしまう…」
こういう流れなんですね。ってことは、ビタミンA不足は、ニキビの原因と直結するってこと?じゃあ、そうならないためにもビタミンAが多く含まれている食べ物を食生活に取り入れていきましょう。
ビタミンAを多く含んでいる食べ物一覧
肉類 | 鶏や牛のレバー、フォアグラ、など |
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魚介類 | うなぎ、小魚、ホタルイカ、あんきも、など |
野菜類 | しその葉、人参、ほうれんそう、カボチャ、ニラ、小松菜、青梗菜、ねぎ、など |
海藻類 | 海苔、わかめ、ひじき、など |
乳製品 | バター、たまご、ウズラの卵、牛乳など |
特に、レバーには豊富なビタミンAが含まれています。なので、毎日食べたほうがイイ!とまでは言いませんが、食事に取りいれてみてもイイかもしれませんね。
あと、しその葉や海苔にも多く含まれてはいます。でも、付け合わせ的にはイイかもしれませんけど、たくさん食べるものじゃないですよね…なので、オススメは…
「人参とフルーツをミキサーにかけてジュースにする!」
これなら無理なく毎日ビタミンAを取り入れることができますよ。ひとつだけ気を付けてほしいことは、ビタミンAを大量に摂取すると食欲不振とか吐き気なんていう症状もでてしまうので注意して下さいね。
ビタミンAを大量に摂取すると…
ビタミンAには、レチノールとβ-カロテンがあって、レチノールは主に動物性食品に含まれ、β-カロテンは植物性食品に多く含まれてますが、このレチノールの取りすぎはよくありません。
サプリメントなんかでレチノールを大量に摂り続けると肝臓などに蓄積され、食欲不振、頭痛、吐き気、骨障害といった過剰症が出ます。
あと、妊娠初期にニキビが出来ているからといってビタミンAを摂りすぎると、先天異常や流産の発生率が高くなるので注意して下さいね。通常以上に量をとる際は、必ず医師などの専門家の指示に従ってくださいね。

ビタミンB2が豊富に含まれる食べ物って?
ニキビの原因を予防するとされているビタミンB2の特徴は、糖質、脂質、タンパク質の代謝を助ける機能があり、特に脂質の代謝に深く関係しています。人間の細胞呼吸にも欠かせませんね。
またビタミンB1と同じように、皮膚や粘膜を保護するビタミンでもあり、爪や髪の毛などの発育、健康の維持に関わっています。
ビタミンB2が不足した状態になると「ニキビや肌荒れ、湿疹や皮膚炎」などが起こってしまうんです。ビタミンB2が「お肌のビタミン」といわれている意味がよくわかりますね。
また、「口内炎、口角炎、舌炎といった口内の病気や唇の荒れ」も同様に起こりがちです。
特にお肌に関していえば、ビタミンB2は「皮脂の分泌を抑制する役割」を果たします。皮脂の分泌を抑制する…ということは、ニキビの原因を予防できることになりますねぇ。
つまり、ビタミンB2が豊富に含まれる食べ物を食生活にとり入れていくことが、ニキビ予防には重要になってきます。
ビタミンB2を多く含んでいる食べ物一覧
肉類 | 鶏や牛のレバー、フォアグラ、鴨、鶏もも肉、など |
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魚介類 | うなぎ、キャビア、ドジョウ、いくら、タラコ、ぶり、いわし、あんきも、ズワイガニなど |
海藻類 | 海苔、昆布、ひじき、など |
乳製品 | パルメザンチーズ、ブルーチーズ、カマンベールチーズ、脱脂粉乳、牛乳、卵など |
その他 | 納豆、アーモンド、しその葉、干し椎茸など |
ビタミンB2もレバーに多く含まれているんですね。レバーパテとか鮭の南蛮漬けなんかは、ビタミンB2が多く取れるレシピなので覚えておいて欲しいですね。
でも、そんなにしょっちゅう食べられるものでもないので、だったらキノコのバター蒸しとか、ブロッコリーやほうれん草をスープにしてもイイですし、納豆とかタマゴから摂取してもイイと思います。これなら毎日の食事に組み込みやすいですしね。ちなみに、「納豆はニキビとって最強のパートナー」ですからね^^
保存方法や調理方法に気を付ける?
保存方法や調理方法によってビタミンB2を損失してしまう可能性があります。ビタミンB2は、「熱に弱く水に溶けだしてしまうので、煮汁も食するような調理をする工夫が必要」です。さっき言った野菜のスープなんかはそのためなんですね。
あと、ビタミンB2は水溶性なので、体内にとり込めなかった分は体外に排出されてしまうので、長期に蓄えておくことができません。だから、毎日の摂取を心がけると効果が持続しますよ。

ビタミンB6が豊富に含まれる食べ物って?
ビタミンB6って、ビタミンB2と似たような代謝の働きをするのですが、その中でもビタミンB6の重要な働きは、たんぱく質の代謝を促進する働きです。このビタミンB6の効果によって、みずみずしいお肌を維持できるようになります。
つまり、たんぱく質の代謝を促進すると言うことは、皮膚や髪の毛、骨や筋肉を成長させるため、丈夫に作るために重要な働きをしているわけです。
ビタミンB6の働きには、ビタミンB2と似た働きをするのですが、そのなかでも「たんぱく質の代謝を促進する働きが重要な役割」となっています。
たんぱく質の代謝を促すということは、皮膚や髪の毛などを成長させるということ。つまり、みずみずしい状態を維持してくれるということですね。
ビタミンB6を多く含んでいる食べ物一覧
肉類 | 鶏や牛のレバー、豚ヒレ肉、鴨、鶏ささみ、など |
---|---|
魚介類 | マグロ、アジ、カツオ、サケ、さんま、カワハギ、ぶり、いわし、など |
種実類 | ピスタチオ、ひまわりの種、いりごま、くるみ、落花生、など |
海藻類 | 海苔、青のり、など |
その他 | 黒砂糖、きなこ、小麦胚芽、にんにく、酒粕、納豆、豆腐、ハチミツ、トマト、バナナ、など |
ビタミンB6の1日に摂っておきたい摂取量は、女性で1.2mg、男性で1.4mgとなっていて、簡単にビタミンB6を摂るのであればバナナがイイかも。バナナ1本で1日の必要量である約0.75mgが摂取できるなら手軽でイイですよね。
あと、ニンニクも野菜類の中ではビタミンB6を多く含んでいますので、夕飯にちょこっとニンニクをいれてもイイですね。マグロにも多く含まれているので、マグロのたたきにニンニクチップなんてイイかもしれませんね。
基本的には、ビタミンB6だけが不足することは珍しいと言われていますが、ただ、お酒をたくさん飲むひとや抗生物質やピルを服用しているひとは注意が必要です。じゃあ、もしビタミンB6が不足するとどういった症状がでるのでしょうか?
ビタミンB6が不足すると…
- 肌荒れやニキビ、目や鼻の周りに小さなブツブツができる脂漏性皮膚炎、口内炎など皮膚への影響
- 月経前症候群(PMS)などホルモンバランスへの影響
- うつ、混乱、けいれんなど神経系の障害への影響
ビタミンB6はたんぱく質の代謝を助けているので、不足してしまうと新陳代謝がうまく進まなくなります。
逆に、過剰症に関しては、ビタミンB6は水溶性のビタミンのため、余分なモノは排泄されてしまうので、そこまで心配する必要はなさそうですね。
ビタミンB6だけを摂取するというよりは、ビタミンB群をまとめて摂取して、相互に働きかける効果を狙った方がイイと思いますよ。
ビタミンB群をすべて摂取することで、美肌効果はもちろん、ニキビの改善や免疫力のアップ、健康維持にもつながりますからね。

ビタミンCが豊富に含まれる食べ物って?
ニキビを治すためには欠かせないビタミンCなんですが、スキンケ全般にスゴイ働きをするのが、このビタミンCなんです。スキンケアにあまり熱心じゃなくても、「ビタミンCって、お肌にイイよね!」って認識はあると思います(笑)
- お肌にハリを与えるのに必要なコラーゲンの生成を促進
- シミやそばかす、ニキビ跡のもとになるメラニン色素の抑制
- 抗酸化作用(身体の錆を防ぐ作用のこと)による免疫の強化
- 血管の柔軟性
- 解毒作用
- 骨と歯の形成
今あげた効能は主要なモノで、実際にビタミンCが関係している体内代謝は数千あると言われています。その中でも、特にニキビにとって重要な働きが、コラーゲンの生成を促進することなんです。
じつは、このコラーゲンの生成を促進することが「ターンオーバー(皮膚の代謝)を正常化して健康な肌を作り上げる」ことにも。
ターンオーバーって、表皮(皮膚の3層構造の上の層)の一番奥の層で皮膚細胞が生まれることがはじまりです。そして、その皮膚細胞を作るためには、真皮(皮膚の3層構造の真ん中の層)から栄養をもらって作られます。
ビタミンCを多く含んでいる食べ物一覧
野菜類 | 緑黄色野菜、カリフラワー、キャベツ、カボチャ、しその葉、さつまいも、もやし、大根、じゃがいも、など |
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果物類 | アセロラ、ゆず、キウイ、パパイア、グレープフルーツ、イチゴ、ミカン、かき、レモン、ミカン、パイナップル、など |
海藻類 | 海苔、青のり、など |
その他 | ロースハム、たらこ、ベーコン、栗、など |
ビタミンCが多く含まれている食べ物で意外だったのはピーマンですね。赤でも緑でも黄でもビタミンCが多いには驚きでした。あと、焼き海苔なんかも意外と多い食べ物ですね。
でも、その中でも群を抜いているのはアセロラですね。ピーマンと比べると「10倍ものビタミンC」が含まれているので、アセロラドリンクでもいいから飲んでほしいぐらいビタミンCが豊富です。
あと、注意しなくちゃいけないことは、調理方法です。
ビタミンCは熱と水に弱いので、茹でたり煮たりするよりは、サッと炒める方がビタミンCのロスを防ぐことができますよ。
なので、サラダや果物から摂取する方が一番イイということになりますけど、果物は糖分も多いので注意は必要です。
あと、サラダがちょっと苦手…っていう場合は、野菜スープならその煮汁に溶け出したビタミンCも摂取できますし、グリーンスムージーならそのまま栄養分を摂取できるのでオススメです。
「あれ?この感じだと、私はかなりビタミンCを摂っているけど、なんだかお肌の調子が良くないんだよね…」
こんな場合は、きっとこの2つが原因かもしれません。
ストレスによるビタミンCの大量消費
じつは、ひとはストレスを感じると、「副腎皮質ホルモン」という物質が分泌されるのですが、これを分泌する際に必要とされるのが、なんとビタミンC…
ということは、仕事とかでいつもストレスを感じている状態だと、ビタミンCが大量に消費されて、お肌に使われるまえになくなってしまう…身体の中ではこんなことになっちゃってます(苦笑)
喫煙によるビタミンCの大量消費
ビタミンCの1日に必要な摂取量は、成人で100mgなんですが、「たばこを1本吸うとビタミンCを25mg失う」といわれています…
たとえば、ビタミンCが豊富と言われているレモン。このレモンの果汁に含まれているビタミンCは、100g中にたったの50mg。100gのレモン果汁を一気飲みしても、たばこ2本吸ったらそのレモン果汁の一気飲みは無意味です(苦笑)
こんなことでビタミンCを失っちゃうなんて、なんてもったいないんでしょう…(汗)肌荒れやニキビが気になっているなら、喫煙は厳禁ですね。
じゃあ、実際にビタミンCが不足すると、どういった症状が出てくるの?って気になりますよね。
ビタミンCが不足すると…どんな症状が?
ビタミンCが不足してしまうと、皮膚にハリがなくなったり、風邪、肌が乾燥、シミやソバカス、消化不良、脱力感、傷が治りにくいなどの症状が現れます。
しかし、その逆にビタミンCの過剰摂取は、血液検査や糖尿病の尿検査に影響が出たり、腹痛、下痢、嘔吐、などを起こすこともあります。
普通の食生活で摂取した余分なビタミンCは、尿として体外に出てしまうけど、サプリメントによる過剰な摂取には注意が必要ですね。
あと、ビタミンCは体に蓄積のされない水溶性のため、一度に大量に摂取するのはやめましょう。「数時間おきに分けて摂るのが効果的」ですよ。

でね、このビタミンCを摂るときに、じつは、「一緒に摂っておきたいビタミン」というのがあります。このビタミンをいっしょに摂っておくだけで…
「若返ります」(笑)
冗談のようなホントの話なので、ビタミンCだけを摂るのは、もったいないんですよね…ビタミンCの力を最大限に活かすためにも、次のビタミンについてもしっかり読み進めてみてください!
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ビタミンEが豊富に含まれる食べ物って?
お肌というのは、紫外線や日々の汚れなどから攻撃を受け、「錆びる=老化」につながっています。
ただ、ビタミンEを十分とることで皮膚の細胞膜を守ってくれるので、この「錆びる」状態を防いでくれることになります。ちなみに、こんな効果があります。
- 肌荒れやニキビなどを改善
- 抗酸化作用で老化を予防
- 動脈硬化などの生活習慣病の予防
- 血液の循環をスムーズにする効果
- 血中コレステロール値を下げる作用
ビタミンEというのは脂溶性のビタミンで、同じく脂からできている細胞膜などに存在していて、活性酸素の攻撃から細胞膜を守る働きをしています。
活性酸素やカラダの仕組みをもっと説明したいのですが、長くなりそうなので以前書いた記事を参考にしてもらえると嬉しいです。この仕組みを知っておくと、酸化って?抗酸化作用ってなに?活性酸素って?こんなことがよくわかると思いますよ。
この細胞膜には、不飽和脂肪酸という物質も存在していて、この物質が活性酸素の攻撃で酸化されやすいという弱点を持っています。酸化されるということは、カラダが錆びつく…つまり…
「老化につながる」(汗)
というわけですね。ということは、ビタミンEを摂取することで細胞膜に十分なビタミンEがあると、活性酸素の攻撃から細胞膜を守り健康な細胞を保つことができる…若い肌を維持できるということで、「若返りのビタミン」なんて呼ばれているわけです。
あと、ビタミンEの効果には、同じような抗酸化作用によって、血の流れを良くして毛細血管を強くする働きもあります。この働きによって、血液の循環がスムーズになって肌の隅々にまで栄養素を届けてくれます。
そして、結果としてニキビの改善や肌荒れを助けてくれるんですね。ビタミンEには美肌にとってイイだけではなくて、健康なお肌を維持してくれる大事な栄養素なんですね。
ビタミンEを多く含んでいる食べ物一覧
油脂類 | ひまわり油、トウモロコシ油、菜種油、大豆油、サンフラワー油、アボカドオイル、など |
---|---|
種実類 | アーモンド、ヘーゼルナッツ、ひまわりの種、落花生、など |
茶類 | 煎茶、抹茶、玉露、など |
魚介類 | すじこ、キャビア、たらこ、いくら、うなぎ、かつお、など |
その他 | 玄米、小麦胚芽、牛のレバー、など |
ビタミンEだけではないんですけど、うなぎっていろんなビタミンを含んだ食べ物なんですね(笑)で、ニキビができている状態でビタミンEを摂るのって結構大変なんです…だって、ナッツ系もオイル系もできれば避けたいですからね。
日本で定めているビタミンEの1日の摂取量は、女性で8mg、男性で10mgとなっていて、1日の食べ物から摂取できる量は約10mgなので、そんなに心配することはないと思います。
だけど、これは最低限必要な量とも言えるので、ビタミンEの効果を持続するためには、1日約100~200mgは必要といわれています。
たとえば、ほうれん草から10mgのビタミンEを摂ろうとしても2束ぐらい食べないと、1日の最低必要量には届きません(苦笑)
ということは、100mgなんて食べ物から摂ろうとしても現実的ではない…なので、ビタミンEは、サプリメントを有効に活用してもいいと思います。
じつは、ビタミンEをサプリメントから摂取する場合、効果的に摂取できる方法があります。まず、ビタミンEは脂溶性のビタミンなので、空腹時に飲むというよりは、食後に飲んだ方が吸収力が高いといわれています。
で、必ず水でサプリメントを飲むようにして下さい。ついつい残ったお茶でサプリメントを飲みがちですけど、お茶やコーヒー、ジュースなどで飲むと吸収力が落ちるといわれています。効果を高めるためには、水でビタミンEのサプリを飲むようにしましょうね。
ビタミンEを摂る際に忘れちゃいけないこと…?
ビタミンEを摂る際に忘れちゃいけないのが「ビタミンCの存在」なんですね。ビタミンEが活性酸素から細胞膜を守ってくれるという話は先ほどしましたよね。
じつは、活性酸素と戦って細胞膜を守ったらビタミンEは力を失ってしまいます…だけど、ビタミンCには、このビタミンEを復活させる力を持ち合わせているんですね。復活したビタミンEは、また活性酸素と戦って細胞膜を守ってくれるんです。
ということは、サプリでビタミンEをとるならビタミンCも同時に摂った方が効果は倍増することになりますよね。なので、両方のサプリを飲むか、マルチビタミンのサプリでもイイかもしれませんね。重要なのは、ビタミンEとビタミンCを同時に摂取するということです。
ただ、ビタミンEのサプリメントは、摂りすぎても過剰症にはならないといわれていますけど、1日300mgを上限にしておくべきだと思いますよ。
購入するときには、ちゃんと1錠にどれくらいビタミンEが含まれているのか、ちゃんとチェックしてから購入して下さいね。

ミネラルが豊富に含まれている食べ物って?
ミネラルって、何だか勝手にカラダの中で作ってくれそうなイメージがありますけど、じつは食べ物から摂取するしか方法がないんですね。
だから、今の欧米化の食生活の影響で「カルシウム不足」が当たり前になっていますよね。これも、もう30年もの間、平均摂取量が目標値を上回ったことがないという残念な結果もあります。
ミネラルとは、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミンと並び、5大栄養素のひとつであると同時に、身体の一部そのものでもあります。
というのも、人間の体を元素にまで分解してみると、炭素・水素・酸素・窒素の4つでカラダの約96%を作っています。そして、その残りの4%にあたる元素はミネラルなんです。
代表的なものに、カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウム、ナトリウムなどがあります。つまり、ミネラルは人の体にとって重要な構成成分のひとつなんですね。
ミネラルを多く含んでいる食べ物一覧
肉類 | 鶏ささみ、牛と豚のレバー、など |
---|---|
魚介類 | にぼし、干しえび、あさり、イカ、さば、など |
野菜類 | 大根、キュウリ、カボチャ、レタス、ほうれん草、サツマイモ、トマト、とうもろこし、など |
海藻類 | 海苔、わかめ、ひじき、昆布、など |
乳製品 | 牛乳、ヨーグルト、チーズ、卵、など |
その他 | 食パン、ピーナッツ、納豆、切り干し大根、など |
このような食材にミネラルは多く含まれています。カルシウムが慢性的に不足しているのは、あなたもよく知っていることだと思いますが、最近では、鉄、銅、亜鉛、マグネシウムさえも不足しているそうです。
こんなに豊かな国で、いい食生活を送っているようでも、今や日本人は深刻なミネラル不足…だから、毎日の食生活にミネラルを多く含む食べ物を取り入れるよう心がけてください。
お肌やニキビにとって重要なミネラルは、「亜鉛、マンガン、マグネシウム、銅、イオウ、ヨウ素、セレン」こんな感じになっています。
で、ミネラルは人間の体内で作り出すことができないので、ひじきやカボチャなどは、毎日の食事に取り入れやすいと思いますよ。
ミネラルのニキビやお肌への効果は…?
ミネラルはモルモンバランスの調整、体液量や酸・アルカリ度の調整、筋肉や神経の働きの調節にも欠かせない栄養素です。
さらに、ビタミンの働きと同じように、たんぱく質、脂質や炭水化物などの代謝にも深く関わっています。なので、ミネラルが不足すると新陳代謝が悪くなり、健康なキレイな肌にはなれないですよね。
お肌やニキビに取って特に重要なミネラルは、亜鉛、マンガン、マグネシウム、銅、イオウ、ヨウ素、セレンなどで亜鉛なんかは、お肌の健康維持には欠かせないミネラルで、ニキビの原因ともいわれている活性酸素の発生を抑制してくれる大切な栄養素なので、しっかり食生活に取り入れて欲しいですね。

で、いろいろとニキビに効く食べ物が出てきましたけど、こんなにたくさんあっても迷っちゃいますよね。
「じゃあ、どの食べ物が効果を実感できたの?」
ってことをランキングにしてまとめてみたので、参考にしてみてくださいね。このランキング入りしている食べ物を意識して食事に取り入れていけば、ニキビへの効果は抜群ですよ^^
で!
「具体的に悩んでいることがある!」っていう場合はチェックしてみてください。あなたの悩みが即効で解決するかも…
ニキビには欠かせない食材です!
「納豆がニキビに効く食べ物ですって…!?」ハイ、今更ですね。めっちゃ効きます(笑)で、納豆がどうしてニキビに効くのかというのも重要なんだけど、ココでもっと重要なのは効果を倍増させる食べ方です。そんな食べ方を紹介します!
参考記事 納豆がニキビに効く食べ物?効果を倍増させる食べ方って?
栄養バランスが悪い方は必見です!
今、大人気のグリーンスムージーなので、もしかしたら、試したことがあるかもしれませんね。もちろん、普通に飲んだとしても、十分効果はあると思いますけど、「もし、ニキビへの効果が倍増するとしたら…?」そんな方法を紹介します!
参考記事 ニキビへの効果を倍増させるグリーンスムージーのレシピ?
朝食はもちろん食べてますよね?
ニキビと朝食には、じつは深い関係があり、朝食を食べないとニキビを引き起こすことにもつながります。というのも、そもそも朝食を抜くということは、便秘の原因になるからです。直接的なニキビの原因ではありませんが、便秘がニキビに影響を及ぼしていることはありますよ!
参考記事 朝食を食べない人はニキビになりやすい?ウソ?ホント?
豆乳は女性にとって必須な飲み物です!
なんで豆乳かというと、それは大豆にたくさん含まれているイソフラボンです。このイソフラボンは、女性にとって厄介なホルモンバランスの乱れを整えてくれたりします。酵素もたっぷり摂れるし、栄養満点なので、朝の食事に取り入れてくださいね!
参考記事 豆乳スムージーでニキビを改善?そのとんでもない効果を徹底検証!
野菜ジュースがニキビのできない体を作ります!
アタマの中では、野菜ジュースってお肌にイイんだろうな…ってことはわかっているんだけど、どんな食材を使って良いのかわからないし、どれぐらいの分量にすればいいのかかもわからない…はじめたいけど面倒くさそうだし、ホントに効果があるのかどうかもわからない…そんな、わからないことだらけのあなたのために…(笑)